おかげさまでお申込みが定員を超えました(2013年12月)。
今後お申込みをいただいた場合は、キャンセル待ちとさせていただきますことをご了承いただけますと幸いです。
インテンショナル・ピアサポート(IPS)は、問題のあることを前提とした援助関係とは異なる、お互いの成長をもたらす関係性・会話のあり方として紹介されてきました。それはまた援助関係を成り立たせている、自分自身やお互いへの思い込み、そして社会の既成概念を問い直すことにもつながっています。日本ではIPSの学びの過程そのものが立場や役割の違いを超え、お互いに学び合う経験となっています。
学びを深めるにつれ、私たちにとってIPSは、援助関係にかわる関係性という以上の意味を持ち始めました。これまで知らず知らず身につけてきた人間同士の交流のあり方を学びなおしているような。IPSを通して、ときに人はお互いを傷つけ、支配しようとする存在であると同時に、お互いを慈しみ、お互いの幸せに喜びを見出す存在であることが見えてきました。開かれたスペースでの会話を意識することで、お互いのあるがままが立ち現れ、それぞれの思いが交流し響きあう感覚を知るようにもなりました。
今回、IPSを踏まえ、慈しみに根ざした主体と主体の関係性を探る、5日間の学びの機会を企画しました。5日間で何が見えてくるのか、私たちにも予想がつきません。IPS研修は初めての方、継続的に学ばれている方、興味のある方みなさまのご参加を、心よりお待ちしています。
概要
日時 | 2014年2月19日(水)~23日(日) 開始10:00(受付9:30) 終了17:30 ※最終日(2/23日曜日)は15:00終了 |
定員 | 約20名(先着順) |
場所 | 東京大学医学部3号館1階N101(所在地:東京都文京区本郷7-3-1) |
参加費 | 20,000円 (19~20日の2日間のみ 10,000円) |
問い合わせ | 東京IPS勉強会 ipstky@gmail.com(宮本・尾川) |
申し込み | 参加者氏名、連絡可能なメールアドレスを添えて、上記Eメールまでお申し込みください。参加費は、当日いただきます。5日間全日のご参加をお勧めします。全日程の参加が難しい場合、また、学びを深めたいけれど全額のお支払いが難しい場合などご要望ありましたら、お申込み時に、お気軽にご相談いただけますと幸いです。 |
主催 | オフィス道具箱 & コンパッションを耕す会 |
この研修は、文部科学省科学研究費補助金の助成を受けて実施いたします。今回の研修に参加された方に、IPSを学ぶことでどのようなことが起こるかを知るための研究へのプロジェクトへの参加のお誘いをさせていただく予定です。プロジェクトへ参加するかしないかは、自由にお選びいただくことができます。
今回の企画に関わっている人:榊康彦、久野恵理、宮本有紀、尾川優子
チラシのPDFファイル → 【チラシ.pdf】